朝、完璧に仕上げたはずなのに、昼過ぎには毛穴がポツポツ目立ってしまう。「テカり防止」の下地を使っても、厚塗りで直しても朝のような美しさには戻らない。そんな悩みを抱えている方は少なくありません。
実は、毛穴落ちの原因は皮脂の過剰分泌だけではなく、「肌内部の水分不足」による乾燥や間違ったケア方法が複雑に絡み合っています。この記事では、そんな毛穴落ちの原因と対策を徹底解説します。
この記事でわかること
- そもそもなぜ「毛穴落ち」が起こるのか?
- 要注意!皮脂が出るのは「肌の乾燥」が原因かも?
- 夜まで毛穴落ちを防ぐ朝のスキンケア
- 今日からできる!夕方の毛穴落ちを防ぐメイク方法
- 毛穴落ちしてしまった時の正しいメイク直しとは
そもそもなぜ「毛穴落ち」が起こるのか?
毛穴落ちの原因は、皮脂とファンデーションの「混ざり」
毛穴落ちとは、ファンデーションが毛穴に落ち込んで目立つ現象です。過剰に分泌された皮脂がファンデーションと混ざり合い、肌表面から浮き上がることで最大の原因。時間が経つと皮脂によってファンデーションが液化しドロドロになり、毛穴の凹みに流れ込んで溜まります。さらに酸化※していくすみ、毛穴の影をより濃く見せてしまうのです。
※酸化とは?: 空気中の酸素と化粧品成分(油分、香料など)が結びついて劣化することで、においや色、使用感が変化したり、肌に刺激を与えたりする現象
要注意!皮脂が出るのは「肌の乾燥」が原因かも?
「私は脂性肌だから」と思い込んでいる方の中に、実は「インナードライ」の方が多くいます。特に20〜30代に多いこの状態は、肌表面はテカっているのに内部は水分不足という厄介なタイプです。
肌内部の水分が失われると、肌は「水分が蒸発してしまう」と危機感を覚え、バリア機能を保とうと過剰に皮脂を分泌します。つまり、皮脂テカリは肌からの「水分が足りない」というSOSサインかもしれません。
毛穴の開き・ゆるみが影を作り、凹凸を強調させる
過剰な皮脂分泌が続くと、毛穴は押し広げられたままになり、開きっぱなしに。酸化した皮脂は肌にダメージを与え、毛穴周りのハリを失わせます。開いた毛穴はファンデーションが溜まりやすく、光によって影ができやすいため、実物より大きく目立って見えてしまいます。
夜まで毛穴落ちを防ぐ朝のスキンケア
洗顔で「夜の酸化皮脂」をリセットする
皮脂は寝ている間も分泌され、朝には酸化して肌に残っています。この酸化した皮脂は、メイクのりを悪くし、日中の皮脂崩れを加速させる原因に。特にTゾーンは、やさしく洗顔料を使って洗い、ぬるま湯でしっかりすすぐことが大切です。
保湿は「水分たっぷり、油分は適量」が鉄則
「ベタつくから」と乳液を省いていませんか?これがインナードライを加速させ、毛穴落ちを引き起こす大きな原因です。化粧水を2〜3回重ねづけして肌がしっとりするまで水分を入れ込み、その後軽めの乳液を薄く伸ばします。Tゾーンは少なめにするなど部分的に調整しましょう。肌内部がしっかり潤えば、過剰な皮脂分泌は自然と落ち着きます。
収れん化粧水やビタミンC誘導体で「毛穴を引き締める」
収れん化粧水は肌を引き締め、毛穴を目立ちにくくします。使い方は通常の保湿後、コットンで毛穴が気になる部分を軽くパッティングするだけ。また、ビタミンC誘導体は皮脂分泌をコントロールする効果が期待でき、化粧水と乳液の間に使うのがおすすめです。
今日からできる!夕方の毛穴落ちを防ぐメイク方法
下地は「全顔」に塗らない?部分使いの重要性
皮脂崩れ防止下地は、毛穴落ちを防ぐ強い味方ですが、実は顔全体に塗ると、頬や目元まで乾燥させてしまいます。正しくは、Tゾーンや小鼻の脇、あご先など特にテカりやすい部分にだけ薄く伸ばすこと。頬や目元など乾燥しやすい部分には、保湿力のある通常の下地を使いましょう。
ファンデーションは「叩き込み」で密着度を上げる
ファンデーションは横に滑らせるのではなく、スポンジを肌に垂直に当て、トントンと叩くように密着させます。特に毛穴が気になる小鼻周りや頬は、スポンジの角で入念に叩き込むと凹凸がしっかり埋まります。また、ファンデーションは薄く重ねることも大切。一度に厚く塗ると崩れやすくなります。
仕上げの「追いパウダー」と「キープミスト」
フェイスパウダーは顔全体に薄くのせ、特にTゾーンに重ねます。パウダーが皮脂を吸着し、ファンデーションと混ざるのを防ぎます。最後にメイクキープミストを20〜30cm離して吹きかければ、メイクが肌に固定されて崩れにくくなります。
毛穴落ちしてしまった時の正しいメイク直しとは
重ね塗りはNG!まずは「余分なものを取り除く」
毛穴落ちした状態で、上から重ね塗りするのは逆効果です。まずはティッシュで顔全体を軽く押さえて余分な油分をオフ。次に湿らせたスポンジで毛穴に溜まったファンデーションを優しく取り除きます。
乳液やミストで「保湿してから」リメイクする
崩れた部分の肌は乾燥しやすいので、少量の乳液をスポンジに取ってなじませるか、保湿ミストを吹きかけましょう。保湿後、新しいファンデーションやパウダーを薄く重ね、最後に軽くパウダーをのせれば朝のような仕上がりに復活します。
まとめ
毛穴落ちは、肌内部の水分不足や毛穴の状態、日々のケア方法が複雑に絡み合って起こります。皮脂を敵視するのではなく、肌の状態を整え皮脂をコントロールする視点が大切です。
朝の入念なスキンケアで水分を蓄え、メイクでは部分使いや叩き込みのテクニックを取り入れることで、毛穴落ちのリスクは大幅に減らせます。自分の肌特性を理解し、それに合わせたケアとメイクを選択すること。そして多少の皮脂は肌を守るために必要だと受け入れる心の余裕を持つことが、夕方まで美しい肌を保つ秘訣なのです。
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