「鏡を見るたびに目元のしわが気になる」「夕方になるとファンデーションがしわに溜まる」そんな悩みを抱えていませんか?目のしわ対策で最も重要なのは「日中の乾燥対策」と「夜の集中ケア」を明確に分けること。この記事では、美容のプロの視点から、しわの原因から即効レスキュー術、正しいスキンケアまでを解説します。
この記事でわかること
- なぜ目のしわが目立つの?3つの主な原因
- ファンデのしわ溜まりを解消!シワが目立ちにくいメイク方法
- 目のしわを予防する正しいスキンケアとは
- 日常の習慣で差がつく!目元を健やかに保つセルフケア
- 美容医療を検討するタイミングとセルフケアの限界点
なぜ目のしわが目立つの?知っておきたい3つの主な原因
なぜ目元のしわは、顔の他の場所よりも目につきやすいのでしょうか。ここでは目のしわが目立ちやすい理由を3つに分けて紹介します。
【1.乾燥】目元の皮膚の薄さと、水分が逃げやすい構造について
目の周りの皮膚は0.5〜0.6mmと顔の他の部位の約3分の1の薄さ。水分保持力が弱く、皮脂腺もほとんどないため、乾燥の影響を受けやすい構造です。笑ったり目を細めたりする動作で「折りグセ」がつき、ちりめんじわとして定着します。
【2.摩擦】毎日のクレンジングやメイク時の「微細な刺激」の蓄積
アイメイクやクレンジング時の擦り、コンタクトレンズの着脱など、日常での「微細な刺激」が毎日積み重なることで目元にダメージを与えます。摩擦で角質層が傷つくと、肌のうるおいを守るバリア機能が低下し、肌が乾燥することによるしわができやすくなります。
【3.血行不良】長時間のスマホ・PC使用による目元の疲れと乾燥の関係
スマホやPCの画面を凝視すると、まばたきが通常の半分以下に減少します。すると血流が滞り、酸素や栄養素が届かなくなります。眼精疲労は無意識に目を細める表情を増やし、表情じわとして定着する原因にもなります。
ファンデのしわ溜まりを解消!シワが目立ちにくいメイク方法
朝は綺麗だった目元も、夕方にはファンデーションが目のしわに溜まって老け見えする。そんな悩みを即座に解決するレスキュー術をご紹介します。
塗り重ねは逆効果。しわに入ったファンデーションの正しい「オフ」方法
しわに溜まったファンデーションは、上から重ねずまず取り除くことが重要。無理やりメイクを重ねると厚塗りになり、かえってシワが目立ちやすくなってしまいます。正しいメイク直しの方法は、まずティッシュで軽く押さえた後、綿棒や指先に乳液をとり、しわに沿ってなじませます。最後にスポンジでトントンと整えれば完了です。
保湿バームや乳液を活用した、外出先でもできる「部分保湿」
秋冬の乾燥や夏場のエアコンでカサつきを感じた場合は、保湿バームでのケアも効果的です。米粒大のバームを指先で温め、目元に優しくプレス。横方向に伸ばさず「置く」イメージで。トイレ休憩や会議の合間など、こまめな保湿が夕方のしわ溜まりを防ぎます。
しわを目立たせないための、朝のベースメイクの仕込み方
スキンケア後は5〜10分程度、浸透させるための時間を確保しましょう。スキンケアが浸透しないまま上からメイクを重ねると、メイク崩れの元になります。また、ベースメイクは目元専用の下地で表面をなめらかに整え、ファンデーションは目元だけ「薄めに」。厚塗りではなく、薄さが自然さにつながります。
目のしわを予防する正しいスキンケアとは
日中はメイクでカバーできても、夜のスキンケアを怠れば目のしわは進行します。ここからは、目元を根本から改善するための正しいスキンケアの方法をご紹介します。
クレンジング:力を入れずに落とす「摩擦レス」を徹底する
ポイントメイクは専用リムーバーで先に落とすのが鉄則。コットンを目元に10〜15秒押し当て、横方向に引っ張らず縦方向に優しく拭き取ります。ベースメイクを落とす際も、目元は指の腹でクルクルと優しく馴染ませるだけで十分。目のしわの元になりやすい摩擦を避けましょう。
スキンケア:シワ改善に有効な成分を取り入れる
レチノールは厚生労働省認可のしわ改善成分です。ターンオーバー※促進とコラーゲン生成をサポートしますが、刺激を感じやすいため、まずは低濃度から開始しましょう。また、そのほかナイアシンアミドなどのしわ改善成分や、セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分で乾燥によるしわを予防することが大切です。
※ターンオーバーとは?: 肌の細胞が常に新しく生まれ変わり、古い細胞が剥がれ落ちる新陳代謝のサイクル。通常ターンオーバーは28日〜40日周期で完了すると言われています。
塗り方:目元の皮膚を動かさないように浸透させる
アイクリームは、米粒大を両目分として、手の甲で温めてから使用しましょう。クリームは薬指か中指の腹で目尻→目の下→目頭→まぶたの順に「置く」ように優しくプレス。最後に両手で包み込み、5秒ほど体温で浸透させます。目のしわの元になる摩擦や刺激にならないよう、丁寧にケアするのがポイントです。
日常の習慣で差がつく!目元を健やかに保つセルフケア
目のしわを消すには、スキンケアだけでなく日常習慣を見直すことも大切です。ここでは、今日から始められる簡単なセルフケア習慣をご紹介します。
目の周りの筋肉をほぐすツボ押し
睛明(目頭と鼻の付け根)、攅竹(眉頭の下)、太陽(こめかみ下)の3つのツボを、気持ちいい程度の力で刺激。1日3回を目安に習慣化することで、目の周りの筋肉がほぐれ、目のしわやたるみを防ぐことができます。
目元の温度を上げて血行を促進する
ホットタオルや蒸気アイマスクで目元を温めると血行が促進され、ターンオーバー※が正常化されます。ターンオーバーが正常化されると、皮膚の生まれ変わりが促進され、目のしわやたるみの予防にもなります。温めた後は必ず保湿を。温熱ケアとスキンケアのセットで相乗効果が期待できます。
※ターンオーバーとは?: 肌の細胞が常に新しく生まれ変わり、古い細胞が剥がれ落ちる新陳代謝のサイクル。通常ターンオーバーは28日〜40日周期で完了すると言われています。
外部刺激から目元を守る環境作り
乾燥によるしわを防ぐため、室内湿度は50〜60%を維持。冬でも降り注ぐ紫外線対策も必須です。日焼け止めだけでなく、サングラスでの物理的ガードも活用しましょう。また、ブルーライトによる目の疲れを防ぐため、スマホやPCは1時間ごとに5分休憩を取りましょう。
美容医療を検討するタイミングと、セルフケアの限界点
セルフケアを続けても改善が見られない、あるいはより早く結果を出したい。そんなときは、美容医療という選択肢もあります。適切な判断をするために知っておくべきポイントを解説します。
「浅いしわ」と「深いしわ」の見分け方とケアの使い分け
目元を引っ張ると消えるしわは浅いしわで、毎日のスキンケアでしっかりと保湿をすれば改善が見込めます。ただし、引っ張っても消えず無表情でもくっきり刻まれているのは深いしわで、セルフケアだけでは改善が難しいと言われています。
専門機関でのアプローチを知っておくメリット
ヒアルロン酸注入やボトックス注射は表情じわに即効性のある施術です。また、レーザー治療は長期的な改善が期待できます。信頼できるクリニックでカウンセリングを受け、自分に合った方法を選びましょう。
大切なのは「継続」。自分に合ったコストと手間のバランスの取り方
最初から完璧を目指すよりも、継続できる7割を維持することを意識しましょう。自分のライフスタイルに合わせた無理のないルーティンを見つけることが美しい目元を保つ秘訣です。
まとめ
目のしわ対策の基本は「保湿」と「摩擦回避」。日中のこまめなメンテナンスと夜の集中ケアを両輪で回すことが重要です。今日からの小さな習慣の変化が、1年後、5年後の目元の印象を大きく左右します。完璧を目指さず、できることから一つずつ継続していきましょう。
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