ニキビ跡の悩み

鏡を見るたびに気になるニキビ跡。「今すぐ消したい」「明日までになんとかしたい」という気持ち、よくわかります。この記事では、ニキビ跡のタイプ別に選ぶべき有効成分から、ドラッグストアで買える優秀アイテムまでを徹底解説します。

この記事でわかること

  • 「ニキビ跡を即効で治す」は可能?知っておくべき最短期間
  • ニキビ跡タイプ別:ドラッグストアで買えるスキンケアの有効成分
  • ニキビ跡のおすすめプチプラ神アイテム5選
  • ニキビ跡を自然に隠すメイクテク
  • 逆効果!早く治したい時に「絶対やってはいけない」NG行動

1. 「ニキビ跡を即効で治す」は可能?知っておくべき最短期間と現実的なゴール

肌のターンオーバー

「明日までにでもニキビ跡を消したい」という方も多いと思いますが、現状、肌のターンオーバー※は通常28日前後です。つまり、肌の奥に残った色素沈着や傷ついた組織が完全に新しい肌に入れ替わるまでには、最低でも1ヶ月程度かかります。また、クレーター状の凹凸となると、真皮層までダメージが及んでいるため、セルフケアでの完全な改善は難しいのが現実です。

ただし、「目立たなくする」「赤みを引かせる」という目標なら、数日〜1週間程度で変化を感じられることもあります。

※ターンオーバーとは?: 肌の細胞が常に新しく生まれ変わり、古い細胞が剥がれ落ちる新陳代謝のサイクル。通常ターンオーバーは28日〜40日周期で完了すると言われています。

POINT
重要なのは「攻めと守りのケア」です。攻めのケアとは、美白成分やターンオーバーを促進する成分を含むアイテムで積極的にアプローチすること。守りのケアとは、新たなニキビを作らせないための予防と、今あるニキビを悪化させない保湿です。この両輪が揃って初めて、ニキビ跡は改善していきます。

2. 【ニキビ跡タイプ別】ドラッグストアで買えるスキンケアの有効成分

ニキビ跡には大きく分けて3つのタイプがあり、それぞれに効果的な成分が異なります。自分のニキビ跡がどのタイプなのかを見極めることが、製品選びの第一歩です。

赤みが残るタイプ:炎症を抑える「抗炎症成分」

赤みタイプ

ニキビが治った後も赤みだけが残るタイプは、まだ炎症が完全には収まっていない状態です。このタイプには、抗炎症成分が配合された製品が効果的です。

グリチルリチン酸ジカリウムは、甘草(カンゾウ)という植物由来の成分で、炎症を鎮める効果があります。多くの医薬部外品の化粧水や乳液に配合されており、「薬用」と書かれた製品によく含まれています。刺激が少ないため、敏感肌の方でも使いやすいのが特徴です。

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アラントインも植物由来の抗炎症成分で、組織修復を促進する働きがあります。赤みを鎮めるだけでなく、傷ついた肌の回復をサポートしてくれるため、ニキビ跡ケアには理想的な成分です。

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茶色く残るタイプ:メラニンを防ぐ「美白有効成分」

茶色タイプ

ニキビの炎症によってメラニン色素が過剰に生成され、茶色いシミのように残ったタイプには、美白有効成分が必要です。

ビタミンC誘導体は、メラニンの生成を抑制し、さらにすでにできてしまったメラニンを還元(薄くする)作用もあります。ビタミンCは不安定な成分なので、化粧品には安定化させた「誘導体」の形で配合されています。即効性と持続性を兼ね備えた優秀な成分です。

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トラネキサム酸は、もともと止血剤として使われていた成分ですが、メラニンの生成を抑える効果が発見され、美白成分として注目されています。炎症を抑える作用もあるため、ニキビ跡の赤みと色素沈着の両方にアプローチできる万能成分です。

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凹凸・クレータータイプ:これ以上悪化させない「保湿・保護成分」

クレータータイプ

クレーター状の凹凸は真皮層までダメージが及んでいるため、残念ながらドラッグストアのスキンケアだけで完全に治すことは困難です。しかし、適切な保湿によってこれ以上悪化させないことはできます。また、肌のふっくら感が増すことで凹凸が目立ちにくくなる効果も期待できます。

ヘパリン類似物質は、医療用保湿剤としても使われる成分で、高い保湿効果と血行促進作用があります。肌の水分保持力を高め、バリア機能を整えることで、健やかな肌状態を保ちます。

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セラミドは、肌の角質層に存在する細胞間脂質で、水分を挟み込んで逃さない優れた保湿成分です。特に「ヒト型セラミド」は肌にもともとあるセラミドと同じ構造なので、なじみやすく効果的です。バリア機能が整うことで、新たなニキビの予防にもつながります。

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3. ニキビ跡のおすすめプチプラ神アイテム5選

ドラッグストアで手に入るプチプラアイテムの中から、ニキビ跡ケアに特に効果的な製品を厳選してご紹介します。

【美容液】圧倒的支持!「メラノCC 薬用しみ集中対策美容液」

メラノCC

ロート製薬の「メラノCC 薬用しみ集中対策美容液」は、SNSでも常に高評価を得ている定番中の定番です。1,000円前後という手頃な価格ながら、活性型ビタミンC(アスコルビン酸)とビタミンE誘導体をダブルで配合しています。

なぜこれほどまでに支持されているのか。その理由は、高純度のビタミンCを安定して配合する技術にあります。通常、ビタミンCは非常に不安定で酸化しやすい成分ですが、メラノCCは独自の技術で新鮮なまま肌に届けることができます。

使用方法も簡単で、洗顔後の化粧水の後、気になるところに数滴なじませるだけ。チューブタイプなので衛生的で、最後まで鮮度を保てます。朝晩使用すると1本で約2ヶ月使えるので、コストパフォーマンスも抜群です。

【鎮静】赤みへの特効薬「CICA(シカ)成分配合アイテム」

CICAアイテム

韓国コスメで人気に火がついた「CICA(シカ)」成分は、ツボクサエキスという植物由来の成分です。鎮静・修復効果が高く、赤みのあるニキビ跡に特に効果的です。

ドラッグストアでも、「VT CICAクリーム」や「ドクタージャルト シカペアクリーム」などが購入できるようになりました。日本のメーカーからも、ちふれやキュレルなどからシカ成分配合アイテムが登場しています。

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【保護】とにかく「触らない」を徹底できる「ニキビパッチ」

ニキビパッチ

ニキビパッチは、ニキビを物理的に保護し、触ったり潰したりするのを防ぐアイテムで、オリーブヤングの「OLIVE YOUNG CARE PLUS」シリーズや、アクネスラボの「メディカルパッチ」などがドラッグストアでも手に入ります。

使い方のコツは、清潔な肌に貼ること。洗顔後、化粧水だけつけた状態で貼ると密着性が高まります。日中も使えるので、「触ってしまいそうな時」に貼っておくと安心です。炎症を悪化させず、色素沈着も防げるので、結果的にニキビ跡を残さない最短ルートになります。

【内服】内側からターンオーバーを促す「チョコラBB」などのビタミン剤

チョコラBB

外側からのケアだけでなく、内側からのアプローチも効果的です。特にビタミンB群とビタミンCは、肌のターンオーバーを正常化し、ニキビ跡の修復を早めてくれます。

エーザイの「チョコラBBプラス」は、ビタミンB2・B6を中心酵母配合された定番のビタミン剤です。肌の新陳代謝を促進し、皮脂の分解を適正に保つ働きがあります。

また、武田薬品の「ハイチオールCホワイティア」は、L-システインとビタミンCを配合し、メラニンの生成を抑制します。茶色く色素沈着したニキビ跡には特に効果的です。

内服薬は効果が出るまでに2~4週間程度かかることが多いですが、継続することで体質的な改善が期待できます。外用と内服を組み合わせることで、より早く着実な結果につながります。

4. ニキビ跡を自然に隠すメイクテク

コンシーラー

スキンケアで改善を図りながら、メイクで今すぐ目立たなくするテクニックも身につけておくと、精神的にもずいぶん楽になります。

赤みを打ち消す「グリーン」のコントロールカラー活用法

色彩学の「補色」の関係を利用すると、赤みは効果的に打ち消せます。赤の補色は緑なので、グリーンのコントロールカラーを使うことで、厚塗りせずに自然に赤みをカバーできます。

使い方のコツは、「ごく少量を薄く伸ばす」こと。指先に少量取り、赤みのある部分だけにトントンと叩き込みます。広範囲に塗りすぎると顔色が悪く見えてしまうので注意が必要です。

ヨレない・浮かない!ニキビ跡専用コンシーラーの叩き込み方

ニキビ跡を隠すコンシーラーは、「カバー力」と「密着力」のバランスが重要です。カバー力が高すぎると厚塗り感が出てしまい、逆目立ってしまうこともあります。

おすすめの使い方は、コンシーラーブラシを使って「叩き込む」テクニックです。指やスポンジで塗り伸ばすと、せっかくのカバー力が広がって薄まってしまいます。ブラシで少量取り、ニキビ跡の上に置くようにトントンと叩き込むと、ピンポイントでしっかりカバーできます。

プチプラでも優秀なのは、ザセムの「カバーパーフェクション チップコンシーラー」やKATEの「スティックコンシーラー」です。特にザセムは韓国コスメならではの高いカバー力で、多くの美容インフルエンサーも愛用しています。

5. 逆効果!早く治したい時に「絶対やってはいけない」NG習慣

NG習慣

ニキビ跡を早く治したいという焦りから、逆に悪化させてしまう行動をとってしまう人は少なくありません。

過度な洗顔
肌のバリア機能を破壊し、かえってニキビを増やす原因になります。「汚れを落とせば治る」という思い込みから、1日に何度も洗顔したり、ゴシゴシ擦ったりするのは絶対にNGです。洗顔は朝晩2回まで、優しく泡で洗うのが基本です。

ピーリングのやりすぎ
角質ケアは適度に行えばターンオーバーを促進しますが、やりすぎると肌が薄くなり、バリア機能が低下します。特にニキビ跡がある敏感な状態の肌には、週1回程度に留めるべきです。

ニキビを自分で潰す
ニキビが気になって触ってしまう気持ちはわかりますが、潰すことで炎症が悪化し、真皮層までダメージが及んでクレーター状の跡が残るリスクが高まります。どうしても気になる場合は、皮膚科で適切な処置を受けましょう。

SNSで見かける怪しい民間療法
「重曹パックを塗る」「レモン汁でピーリング」「オロナインを厚塗り」といった方法は、科学的根拠がなく、むしろ肌を傷める可能性があります。基本的には医学的に認められた成分と方法を選ぶことが安全です。

6. まとめ

ニキビ跡を「即効で」完全に消すことは難しくても、正しい知識と適切な製品選びで、着実に改善の道を歩むことはできます。大切なのは、自分のニキビ跡のタイプを見極め、それに合った成分を含む製品を継続して使うことです。

そして何より、焦らず、肌を信じて待つことも大切です。肌には自己修復力があります。その力を最大限に引き出すために、私たちができるのは、適切なサポートをすることだけ。NGな習慣を避け、正しいケアを続けることで、必ず肌は応えてくれるでしょう。

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